宗派   高野山真言宗山階派

本尊   十一面観音菩薩  

 

 

満願寺の歴史

 812年に真言宗の開祖、弘法大師が建立。一条天皇の勅願寺とされる。この時、七堂伽藍も建立される。
 1071年、焼失。原因は不明。
 1125年、鳥羽天皇が病床に伏している時に、光明が射し、病気が平癒した。
 その光明は満願寺の観音様が放つものであったので、満願寺が鳥羽天皇の勅願寺になったと紀伊続風土記に記されている。
 1347年に栗栖六郎が再建。このとき、重要文化財、「絹本着色鳥羽天皇像」が寄進される。
 1585年、秀吉の紀州攻めによる焼き討ちに遭う。1601年に再建。
2012年、焼失。
 
 
 

寺宝

 
重要文化財、絹本着色鳥羽天皇像。京都の国立博物館に寄託されたいたため、被害はなかった。
2014年9月より、京都の国立博物館のリニューアルオープンに伴い、当寺の寺宝が出展されていました。
次回の展示は未定です。
 
 
 
 

住職、副住職の紹介

 
住職 前田 峯成
                                       
星林高・高野山大学卒。
                   
 
 
副住職 前田 剛成
 
高野山高・関西大学卒、高野山専修学院卒(第70期生)
                  
 

現在の満願寺について

 
満願寺が焼失していまったため、現在は観山寺を満願寺の分院として利用させていただいております。
 
普段の法事等は、こちらで受け付けております。
 
1階の御本尊様は不動明王。
 
2階のご本尊様は十一面観音様。
 
満願寺分院では毎月28日に護摩の焚き上げも行っております。
 
現在は満願寺復興に向けて1000座の護摩を目標にほぼ毎日護摩を行っています。
護摩木をご希望の方はご連絡ください。

写経会

 

お経は文字を見るだけでも功徳があり、声に出して読誦するとなお大きな功徳がる。

さらに一文字一文字をお写経すれば、より大きな功徳があるといわれています。

般若心経の素晴らしさは、お大師様のお墨付きです。この機会に是非、ご参加ください。

 

  ◎日時   

毎月第3火曜日(時期により変動致します。)

13時~16時頃(いつでもご参加ください。)

 

  ◎費用   

700円。 高野山奥の院へ奉納する場合は1000円。

 

◎持ち物

 小筆、硯、墨、各々お持ちください。

 筆ペン御入用の方は、500百円で販売致します。

 

◎備考

     完成した写経用紙はお持ち帰り頂くか、満願寺分院にて御焚き上げをさせていただきます。

  奥の院への奉納は、後日副住職が奥の院に奉納して参ります。

  その他、ご不明な点がございましたら、ご相談ください。