お彼岸ですね。

2016年03月15日 21:58

久しぶりの更新になりました。

前回からの更新が大変遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

この一か月の間に大きなイベントが二つございました。

一つは四国遍路と、もう一つはタイに行ってきたことです。

去年の12月に私は四国遍路へ行ったところだったのですが、今度は祖母と弟の3人で行ってきました。

本当なら両親と祖母と弟の4人だったのですが、急用ができて両親がいけなくなったため、急きょ私が行くことになりました。

今回は高知県の清滝寺から88番の大窪寺まで行ってきました。運転できるのは私一人だったため、中々ハードな四国遍路でした。

でもこれを機に今まで中々できなかった祖母への恩返しが少しできたように感じ、大変有り難いことだったと思っています。

 

そしてもう一つのタイですが、こちらはお坊さん学校で苦楽を共にした友人2人と行ってきました。

タイの首都、バンコクに行ってきたのですが、ものすごく発達していました。東京まではいきませんが、大阪より少しすごいくらいかと思いました。

車の往来が激しく、自分がこれまで見てきたどの交通状態よりもすごい有様でした。タイは世界で一番交通事故が多いそうです。そりゃそうだろうと思いました。

現地ではバンコクにある「日本人納骨堂」の御守をしているお坊さんに色々案内してもらいました。

タイでは国王様とお坊さんを尊敬しているようです。

タイのお坊さんはみなさん戒律を守りながら、細々と生活しておられる感じでした。

「食べ物は托鉢でいただいたものだけ」、「お昼からはご飯を食べない」、「女性に触れてはならない(不可抗力も含めて)」、等々

「日本だと満員電車には乗れない」と、現地のお坊さんはおっしゃってました。

ただお坊さんがスマートホンを扱っているのには驚きました。「昔からあったものではないので」ということで、新しい文化の取入れには寛容みたいです。こういう時代に適応していく姿勢だからこそ、みなさん無理なく生活を送っていけるのかなと思いました。

こういう風に書くと、「日本のお坊さんはダメでタイのお坊さんこそ本物だ!」なんてことを申しているようですが、そんなことは微塵も思っておりません。

日本とタイでのお坊さんの在り方に違いはあれど、その在り方自体に優劣はないと思います。

 

このような感じで、タイではいい意味でのカルチャーショックを受けてきました。現地でお世話になった方、一緒に誘ってくれた友人には感謝の意を表したいと思います。

ありがとうございました。

 

もう間もなくお彼岸に入ります。

寒さがまだ続きますので、お体にお気を付けください。